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逆流性食道炎の症状と緩和

逆流性食道炎は、胃液の逆流により起こります。
食事の後、げっぷが頻繁に出たり、胸焼けがしたり、口の中が酸っぱく感じる時は
逆流性食道炎を疑ってみましょう。
逆流性食道炎は、普段の生活を改善するだけでも、かなり緩和する事ができます。

逆流性食道炎の症状

逆流性食道炎は、食べたものが胃から食道に逆流してそこにとどまるために、強い酸性の胃液で食道粘膜が炎症を起こしてしまい、びらんや潰瘍を生じる病気です。

逆流性食道炎の症状としては、次のようなものがあげられます。

◆胸焼け・胸痛
胸焼けは、逆流性食道炎の症状として、一番多く見られます。みぞおちや胸、のどが焼けるように痛むこともあります。

◆げっぷ
食べた後、げっぷが頻繁に出ます。

◆吐出・嘔吐
食べたものが、のどや口の中へ、逆流するような感じがしたり、実際に吐いたりします。

◆呑酸感
口の中まで胃液が逆流し、酸っぱい感じがします。

◆嗄声
のどがつかえるような感じがして、しわがれ声になったりします。

その他、咳が頻繁に出る喘息のような症状や、耳の痛みがあったり、副鼻腔炎の原因となることもあります。
また、胃液の逆流や胸やけなどの症状があっても、びらんや潰瘍などの炎症が見られないものは「非びらん性胃食道逆流症」と呼ばれています。

逆流性食道炎の原因

逆流性食道炎の原因としては、次のような事があげられます。

◆脂肪の多い食事
逆流性食道炎は、元来は日本人には少ない病気でしたが、最近は増えてきています。
それは、食の欧米化により、脂肪分の多い食事が原因と言われています。
脂肪分の多い食事は、胃酸が増えるため、食道への逆流も起こりやすくなります。

◆過食
食べすぎにより、胃が引き伸ばされると、食道と胃のつなぎ目にあって胃の内容物を食道に逆流させない働きをしている「下部食道括約筋(かぶしょくどうかつやくきん)」がゆるんでしまうため、胃液が食道に逆流ししやすくなります。

◆腹圧の上昇
腹部を圧迫すると、胃の中の圧力も高くなり、胃液の逆流が起こりやすくなります。
肥満の人や妊娠している人、便秘がちの人、背中が曲がって腹部に圧力がかかる人、腹筋トレーニングを積んでいる人、腹式呼吸を多用する歌手なども同じ理由で逆流性食道炎を発症しやすくなります。
腹部を締め付ける衣服が原因となる事もあります。

◆ストレス
精神的ストレスにより、胃酸の分泌が多くなり、逆流性食道炎を発症する事があります。

◆加齢
加齢により、下部食道括約筋の働きが弱くなると、胃酸や胃の内容物が食道へ逆流しやすくなります。
また、食道のぜん動運動が弱くなったり、唾液の量も少なくなるため、逆流した胃液をなかなか胃に戻すことができなくなり、逆流性食道炎を引き起こすことがあります。

◆病気の影響
食道裂孔ヘルニアや、胃炎、胃潰瘍などの病気や、その他の胃の手術の影響で逆流性食道炎を発症する事があります。
また、喘息や血圧の病気、心臓の病気などに使用する薬の中には、下部食道括約筋をゆるめる作用をもつものがあります。

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逆流性食道炎を治すには?

逆流性食道炎を治すには、一般に薬物療法で症状を和らげつつ、生活改善を目指します。
生活改善だけで緩和する事もありますが、薬物療法と生活改善を行っても効果がない場合は手術を行う場合もあります。

逆流性食道炎の治療薬としては、「胃酸分泌抑制剤(フロトンポンプ阻害剤やH2ブロッカーなど)」、「消化管運動機能改善剤」、「制酸剤」、「粘膜保護剤」などが使われます。
また、ストレスによる発症が明らかな場合は、薬物療法に加えて精神科的治療を平行して行う場合もあります。

逆流性食道炎を緩和するヒント

逆流性食道炎は、日常生活を改善するだけでも、かなり緩和する事ができる病気です。
次のような点に留意して普段の生活を改善してみましょう。

●食生活の見直し
脂肪分の多い食事や過食を避け、消化のよいものを時間をかけてゆっくりと食べるようにします。
肉類中心の食生活から野菜中心の食生活に変えるだけでも、逆流性食道炎の改善に役立ちます。
また、天ぷらやフライなどの揚げ物、チョコレートやケーキなどの甘いものやコーヒー、紅茶、柑橘類、カレー、香辛料などの刺激物は胃酸の分泌を増やし、逆流性食道炎を起こしやすくなりますので、なるべく控えましょう。
また、アルコール類も胃酸の分泌を促進します。

●食後すぐに横にならない
食後すぐに横になると胃酸が逆流しやすくなります。食べた後2時間くらいは横にならないようにしましょう。

●腹部を締め付けない
ベルトや衣服で腹部を締め付けると、腹圧が上がり胃酸が逆流しやすくなります。
また、前かがみの姿勢を長時間続けたり、何度も重いものを持つなどの行動も逆流性食道炎を悪化させますので、注意しましょう。

●就寝時の姿勢
就寝時に症状がある場合は、上半身を少し高くして、左側を下にして寝ると胃液の逆流を防ぎやすくなります。
夕食はなるべくあっさりとした消化の良いものを食べ、寝る直前には食事をとらないようにする事も大切です。

●ストレスを避ける
ストレスを避け、規則正しい生活を送ることにより、自律神経のバランスが整えられ、内臓の機能も正常に働くようになるので、逆流性食道炎の改善につながります。

●禁煙する
喫煙は、だ液の分泌量を減らしてしまうため、胃液が逆流した場合、それを中和して洗い流すことができなくなります。
タバコを多く吸う方で逆流性食道炎の症状のある方は、禁煙するようにしましょう。

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■ひとくちメモ
逆流性食道炎は、食の欧米化による影響で日本でも増えているそうです。
肉類を中心とした脂っこい食事が多い方は、要注意ですね。
食生活に魚類や野菜類をもっとたくさん取り入れて、逆流性食道炎を改善したり、予防するようにしましょう。

 


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