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花粉症を和らげる方法

つらい花粉症の季節を乗り切りましょう。

毎年、花粉症のつらい症状に悩まされている人が増えています。
くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみなど、日常生活に支障をきたす場合も少なくありません。
少しでも花粉症の症状を和らげ、つらい季節を乗り切りましょう。

なぜ花粉症になるか。花粉症の原因は?

日本では、花粉症の患者は年々増え、1000万人以上もいると言われています。
では、なぜ花粉症になるのでしょうか?
花粉症の原因は、主に戦後に全国的に植林されたスギの花粉が飛散するためとされていますが、必ずしもスギの花粉だけとは言い切れません。それは、花粉症の患者がスギの森林がたくさんある山の近くよりも、都会のほうが多いからです。
花粉症の発症には、花粉の他、車の排気ガスなど大気汚染による影響や、食事、ストレスなども大きくかかわっているとされています。

昨年までは、何ともなかった人が今年になって初めて花粉症の症状が出るという事もあります。
それは、花粉を長期間吸い続ける事により、体内にIgE(免疫グロブリン)とよばれる抗体が作られるからです。このIgE抗体は肥満細胞と呼ばれる細胞の表面に存在していますが、花粉を吸い続ける事により増えて行きます。そしてついに許容量を超えると、肥満細胞が反応してヒスタミンなどの化学伝達物質を放出するようになります。その結果、新たに入って来る花粉に対抗するため、血管が拡張したり白血球が活性化して炎症反応を起こしたりします。それがくしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどのつらい症状となって現れてくるのです。

花粉症を和らげるヒント

花粉症の症状は多くの場合、ひとつではなくて複数あらわれます。くしゃみや鼻づまり、鼻水、目のかゆみや充血などです。
このようなつらい花粉症の症状を少しでも和らげるには、次のような方法があります。

花粉を持ち込まない
室内や身の回りに花粉を持ち込まないことを、最優先しましょう。外出先から帰ったら、玄関先で衣類についた花粉を払い落としたり、花粉の季節は洗濯物を室内に干すなどの工夫で、花粉症の症状をかなり和らげることができます。

抗アレルギー薬の服用
早めに医師の診察を受け、花粉が本格的に飛散する2週間前から「抗アレルギー薬」を服用します。抗アレルギー薬は肥満細胞からのヒスタミンなどの化学伝達物質の放出を抑える作用がありますので、花粉症の発症を遅らせ、また本格的にシーズンが到来した時の症状を軽くする事ができます。症状がひどい時は、即効性のある「第一世代抗ヒスタミン剤」を服用します。症状により点鼻薬と点眼薬を併用する場合もあります。

乳酸菌
花粉症のつらい症状を緩和する食品として「乳酸菌」があります。乳酸菌は医薬品とは違って即効性はありませんが、食品であるため副作用の心配がなく、子供やお年寄りにも安心というメリットがあります。
花粉症の症状を和らげる乳酸菌には、血液中のIgE抗体の上昇を抑える働きのある「乳酸菌KW3110株」、皮膚症状やかゆみを緩和する「ラクトバチルス・アシドフィルスL-92株」、「ラクトバチルス・アシドフィルスL-55株」などが知られています。
このような乳酸菌は、サプリメントやドリンクとして製品化されています。
 
甜茶(てんちゃ)
甜茶(テンチャ)は、中国南西部を原産地とするバラ科の植物です。中国では古来から「咳を沈め、痰を切る」お茶として重宝されて来ました。甜茶に含まれる「GODポリフェノール」には、ヒスタミンの分泌を抑える作用があるため、花粉症の症状を和らげる効果があるとされています。甜茶には、いくつかの種類がありますが、花粉症の症状緩和に役立つのは、バラ科の甜茶だけです。

べにふうき緑茶
べにふうき緑茶は、アッサム雑種の紅茶「べにほまれ」とダージリン系「枕cd86」によって作られたお茶です。
抗酸化作用がある他、肥満細胞がIgEに結合するのを抑え、ヒスタミンの放出を抑える働きもあるため、花粉症の症状を和らげる効果があるとされています。

漢方薬
医薬品よりは副作用が少なく、穏やかな効き目が期待できるものとして漢方薬があります。
花粉症に効果があるとされる漢方薬には、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状に効く「小青竜湯 (しょうせいりゅうとう)」、「葛根湯加川弓辛夷 (かっこんとうかせいきゅうしんい)」、冷え性の方向けの「麻黄附子細辛湯 (まおうぶしさいしんとう)」などがあります。漢方薬は、人により向いているものと向いていないものとがありますので、医師や薬剤師に相談した上で服用するようにしましょう。

サプリメント
花粉症の症状を和らげるものとして、サプリメントの摂取もひとつの方法です。
花粉症に有効とされるサプリメントには、ヒスタミンの過剰放出を抑制する「プロポリス」や、IgE抗体を減少させる「シソエキス」、鼻炎を引き起こすロイコトリエンの産生を抑制する「EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)」、抗アレルギー作用がある「バラの花エキス」、免疫機能を正常化する「アガリクス」などが知られています。

アロマテラピー
アロマテラピーは、自律神経や免疫システムのバランスを調整したり、ストレスを軽減して心身ともにリラックスさせる効果があるため、花粉症の症状を和らげる効果もあるとされています。また、ハーブティーとして取り入れても良いでしょう。
特に、ラベンダーやローマンカモミール、ペパーミント、ユーカリなどが有効とされています。

その他
その他、花粉症の症状を和らげる効果があるものとして、ポリフェノール含有量の多いワインやビール、鼻の症状を緩和する紫蘇(植物)、黒豆ココア、グァバ茶(シジュウム)、ルイボスティーなどがあります。


〔花粉症に良い食べ物〕
花粉の時期には、食べ物を工夫するだけでも症状が軽くなることがあります。花粉症に良いと言われる食べ物を上げておきますので、毎日の食卓に取り入れてみてください。

青魚類、ヨーグルト、レンコン、リンゴ、シソ、トマト、ショウガ、ゴボウ、大根、ニンジン、長ネギ、ヤマイモ、サツマイモ、梅、プルーン、ギンナン、ニンニク、ニラ、ウド、フキ、ドジョウ、干し柿、わかめなど。


〔花粉の時期・外出時の注意〕
花粉症の症状を和らげるには、上記の他、花粉を体の中に入れないようにする工夫が大切です。
花粉が多く飛散する日は外出しないのが一番ですが、どうしても外出する場合は、マスクやメガネ、帽子などを着用して花粉をなるべく体の中に入れないようにしましょう。
外出時の洋服は、すぐに花粉が落とせるような素材のものを選んで着るようにしましょう。家に入る前には玄関前で帽子や衣服についた花粉を落とし、屋内に持ち込まないようにしましょう。
 参考リンク>花粉の季節を乗り切ろう


〔花粉症の治療法〕
花粉症の症状が重い場合や、花粉症かどうかがわからない場合は、病院の耳鼻咽喉科を受診しましょう。
病院での花粉症の治療法としては、主に次のような方法があります。

薬物療法
花粉症と診断された場合、まずこの薬物療法がメインとなります。主にヒスタミンの放出を抑える「抗アレルギー薬」が処方されますが、症状により、抗ヒスタミン作用のある薬(第二世代抗ヒスタミン薬)や、点鼻薬、点眼薬などが処方されます。
鼻水や鼻づまりなど、鼻の症状が重い時は、即効性のあるステロイド剤(副腎皮質ホルモン)入りの点鼻薬が処方される事もあります。
花粉症の薬物療法は、花粉の飛散が始まる2週間前から飲み始め、花粉シーズンが終わるまで飲み続けるのが効果的とされています。

減感作療法
減感作療法は、花粉症の症状がひどい人や薬物療法が適さない人、他のアレルギー性疾患を併せ持つ人などを対象とした治療法です。アレルギーを引き起こす抗原を少しずつ体内に入れる事により、アレルギー反応が起きないように体を慣らして行きます。
スギ花粉のエキスを薄めたものを最初は週に1〜2回注射し、10週間ほど続けたあと、ひと月に1〜2本の注射を数年に渡り続けます。
効果が出るまでには3ヶ月ほどかかり、症状が消えたとしても最低2〜3年かけて、花粉症を根治させて行くというものです。
減感作療法におけるスギ花粉症への有効率は65〜75%程度とされています。

レーザー手術
薬物療法で効果が出ない場合に行われる外科的手術です。鼻の粘膜の表面にレーザー光線を照射して焼く方法です。
飲み薬や点鼻薬の服用も併用して行われます。この方法は即効性がありますが、鼻の粘膜は半年ほどで再生するため、根本的な治療とは言えません。



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「注射1本で花粉症の治療」とは?

「注射1本で花粉症が治る」と一時話題になりましたが、これはケナコルト注射(ステロイドホルモン)を使った筋肉注射を指していると思われます。点鼻薬におけるステロイドは、局所に限定して使用されるため副作用は殆どありませんが、ステロイドホルモンによる筋肉注射の場合は、深刻な副作用を引き起こす可能性があり、現在では殆ど使われていません。
1ヵ月以上もステロイドの影響を受ける事により、免疫力の低下や生理不順、ムーンフェイス、むくみ、骨粗しょう症などの副作用の危険性があるからです。


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