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アレルギー性鼻炎の軽減と改善法

くしゃみ、鼻水、鼻づまりを何とかしたい!
アレルギー性鼻炎の特徴として、くしゃみ、鼻水、鼻づまりがあります。
このような症状を和らげるにはまず、アレルゲンを特定する事です。

アレルギー性鼻炎とは?

風邪をひいているわけでもないのに、くしゃみ、鼻水、鼻づまりが生じるものを「アレルギー性鼻炎」と言います。
これはある特定の原因物質(抗原)に対する抗体が体の中で合成された後、再びその抗原に触れた時、鼻の中の粘膜でアレルギー反応が起きることにより発症するものです。
このアレルギー反応とは鼻の粘膜に存在する肥満細胞と呼ばれる細胞から、ヒスタミンやロイコトリエン、トロンボキサンという化学伝達物質が放出される事により起こるものです。
原因物質(抗原)には、ハウスダスト(ダニ)や、スギ花粉、ブタクサ花粉、カモガヤ花粉、カビ、などがあります。

[アレルギー性鼻炎の症状]
症状は一日に何度もくしゃみがたてつづけに出たり、鼻の中がむずむずしたり、水のように透明な鼻水が出ます。
鼻づまりはアレルゲンを吸い込んだ直後に現れたり、数時間続いたりします。

[子供のアレルギー性鼻炎]
子供のアレルギー性鼻炎の場合はその20%程度に喘息の症状が現れます。
しかし、子供のアレルギー性鼻炎および喘息は、大人になるにつれ自然に症状が軽快するケースが多いようです。

アレルギー性鼻炎の原因

原因としては次のような事が考えられます。

●アレルゲンとの接触
アレルゲンとは、体内に侵入した異物(抗原)のなかで、アレルギーを引き起こす原因となるものを言いますが、代表的なものにハウスダストがあります。
ハウスダストとは、室内のちりやホコリの事ですが、その中にはダニの死骸やフン、人間の垢やふけ、毛髪、ペットの毛なども含まれています。
他にアレルゲンとして、スギ花粉、ブタクサ花粉、カモガヤ花粉、カビなどがあります。

●大気汚染
アレルギー疾患の発症には、上記のアレルゲンと車の排気ガスなどによる大気汚染が複雑に関係していると考えられています。

●体質
もともとハウスダストや花粉は人体にさほど有害なものではありません。
しかし、過剰な防衛反応を起こしてしまうのは、体質が大きく関係していると考えられています。

●ストレス
精神的、肉体的なストレスの蓄積により、抗原に対して敏感に反応しやすくなります。

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アレルギー性鼻炎の検査と診断

  検査は、まず鼻炎の症状がアレルギー性かどうかを調べますが、それには問診、鼻鏡検査、血液・鼻汁好酸球(びじゅうこうさんきゅう)検査などがあります。
また、アレルゲンを調べるには、皮膚反応検査、血清特異的IgE抗体検査、鼻粘膜誘発検査などを行います。

◆鼻鏡検査
実際に鼻の粘膜の状態を観察するものです。アレルギー性鼻炎の場合は、鼻粘膜の色は蒼白性で、全体的に浮腫を起こしています。

◆鼻汁細胞検査
アレルギー性鼻炎の場合、透明な水のような鼻汁が出ますが、その鼻汁を採取して、特殊な染料で観察します。
鼻汁中に好酸球と呼ばれる白血球が増加している場合、アレルギー性鼻炎と診断されます。

◆血液検査
血清中に含まれるI9E抗体の総量を測定します。アレルギー性鼻炎の場合はI9E抗体の総量が増加しています。

◆皮膚反応検査
数種類の抗原を使い、皮膚での反応を見ることで抗原を特定します。

◆RAST法
血清と抗原の反応をみることで抗原を特定します。

アレルギー性鼻炎の軽減と改善

つらいアレルギー性鼻炎の軽減や改善法として、次のようなことを参考にしてみてください。

アレルギー性鼻炎の軽減・改善のヒント

●抗原を避ける
抗原が特定できたら、その抗原との接触を避けるようにします。
ハウスダストが原因の場合は屋内の掃除を徹底し、ダニが生息しにくいような環境にしておきます。
掃除機を使用する場合は吸入したダニやほこりを再びまき散らさないように、排気循環式の掃除機が理想です。
花粉が抗原の場合は飛散の多い日は外出を控えたり、マスクを着用したり、窓や戸を閉めておくなどの工夫で防げます。
ペットを飼育している場合は、常に掃除をしっかり行い、飼育環境を清潔にしておきます。

●薬物療法
アレルギー性鼻炎の薬物療法としては主に次の三種があります。
・抗ヒスタミン薬・・・即効性があり、くしゃみや鼻水に効果がありますが、眠気や口渇等の副作用があります。
・抗アレルギー薬・・・やや遅効性でくしゃみ、鼻水の他、鼻づまりにも効果があり、副作用は比較的少なくなっています。
・ステロイド点鼻薬・・・即効性があり、鼻づまりにも効果があります。軟膏などに比べ、副作用はあまりありません。

●抗原特異的減感作療法(特異的免疫療法)
原因となっている特定の抗原を低い濃度から皮内注射し、徐々に濃度を上げて行くことで、抗原抗体反応を起こりにくくさせるという方法です。
長期に渡る通院が必要で、時に副作用が生じる事があります。

●身体を鍛える
乾布摩擦や冷水摩擦で皮膚を刺激して鍛えると、鼻粘膜の過敏性を低下させ、アレルギー性鼻炎の症状を軽減することができます。

●適度な運動をする
運動により血行が良くなると、鼻づまりが改善されます。また、全身の自律神経のバランスが整えられ、症状を軽減させます。

●ストレスのコントロール
十分な睡眠をとり、精神的、肉体的なストレスをコントロールすることにより、症状を軽減する事ができます。

●カルシウムの補給
カルシウム不足はアレルギー性鼻炎のひとつの原因とされています。
カルシウムをきちんと摂る(1日1000mg~1200mg)ことにより、アレルギー性鼻炎を予防、改善する事ができます。

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■ひとくちメモ
くしゃみ、鼻水、鼻づまりが一度に来ると、かなりつらいものです。
風邪ならば3~5日くらいで改善しますが、アレルギー性鼻炎の場合は長引いたり、繰り返したりするのでやっかいですね。
まずはアレルゲンの特定からはじめましょう。それさえわかれば、アレルゲンを避けることにより、かなり改善されます。

 


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